余命宣告を受けた人に会うとき

あえて書きます。
先週。白血病の友達2人が余命宣告を受けました。
治っていく人も多いですが、他界する人もまだ多い。

余命宣告を受けた人は、やっぱり生気がありません。
会うと生気を吸い取られ、体調悪くなることも。
みんなそれをわかってるからか、お見舞いに行く足が重い。
でも、行ってあげなきゃダメなんです。

1人は急性白血病の友達。
話してても、その行動を見てても、とってもタフなお母さん。
でも心臓が弱く、治療を出来なくなりました。
今はモルヒネの麻酔を段階的に強くして、痛みを緩和させてます。
「人が来ると楽になる。毎日来い。」と言ってくれるから、なるべく毎日通ってます。

モルヒネの症状は、人によって違います。
お母さんはモルヒネのせいか、なぜか言葉が乱暴に。
「オレ」「オマエ」とか、命令口調だとか、前はそうじゃなかったのに(笑)
慣れない人はたじろぐかも。話の汲み取りが難しい。
でも話しがわからなくても良いと思ってます。
「わかったよ(^-^)」って返事して、彼女が安心できれば良いのです。

もう1人は、急性リンパ性白血病悪性リンパ腫の友達です。
治療前からとても気が弱かった、心の優しい友達です。
移植に向けて2ヶ月間で最低6キロ、ウエイトダウンが必要だったのですが、
「美味しいものを食べられるのは、もう最後かもしれない。」と、
敢えてダイエットをしなかった友達です。

この友達もいま、モルヒネを毎日点滴しています。
モルヒネの強度は3段階目。
人に会いたいのに眠くって、話しては咳を繰り返し、
カラダ全体に生気がなくて、気をつけなければ「アタリ」ます。
昨日、一緒にお見舞いに行った友達は、帰りにダウンし吐きました。

行った時は声を張って、負けないようにしています。
友達が生気を吸い取る力より、私が元気をあげる力を強く持つ。
患者が疲れてるように見えても、それを言い訳にして逃げないで欲しい。
お見舞い行ってあげて下さい。一人で無理ならつきあいます。
元気をあげて少しでも、心に落ち着きを保てるように(^-^)

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